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平成27年9月定例会 総務分科会長報告

公開日 2015年09月25日

 総務分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 去る8日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、15日に分科会を開催いたしました。担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第61号 平成27年度亀山市一般会計補正予算(第2号)についての内、歳入について、財源を組み替える補正が多いが、当初予算編成時に把握できなかったのかとの質疑があり、これについては、平成27年度になって判明したことから、財源更正の補正を行うものであるとの答弁でありました。
 また、平成27年度になって補助メニューが確認できたのであれば、当初予算は一般財源を充当して予算を編成すべきではないかとの質疑があり、これについては、昨年の予算の段階では他の補助金のメニューがあったため、予算措置ができたとの答弁でありました。
 次に、「使用料及び手数料」「手数料」「通知カード・個人番号カード再交付手数料」4千円の算定根拠について質疑があり、これについては、通知カード再交付については1件500円で5件を、個人番号カード再交付については1件800円で2件を見込んでいるとの答弁でありました。
 次に、「県支出金」「県補助金」「森林整備加速化・林業再生基金事業費補助金」の内容について質疑があり、これについては、関南部地区コミュニティセンターを県産材を活用した木造公共施設として整備することから補助対象となったものであるとの答弁でありました。
 また、今後の公共施設の整備における木材利用の考え方について質疑があり、これについては、CO2削減のために地域の森林資源を循環させる必要があり、市では、県下で一番早く公共施設における木材利用方針を策定し、木材利用の促進にまずは公共から取り組むとともに、地域のライフスタイルの中で、木の重要性を見直す意識の醸成に努めていくとの答弁でありました。
 次に、「諸収入」「雑入」「高速自動車道救急業務交付金」の増額補正について、高速道路での救急業務について、現在の4台の救急車で対応できているのかとの質疑があり、これについては、県内で管轄する高速道路の距離は最も長いが、現在のところ4台で十分に対応できているとの答弁でありました。
 なお、高速道路上での救急業務については、自治体は住民の救急対応に専念できるよう、国や高速道路の管理者で救急体制を整備すべきであるとの意見がありました。
 次に、「諸収入」「雑入」「スポーツ振興くじ助成金」及び「公共スポーツ施設等活性化助成金」について、助成金を申請したが採択されなかったとのことだが、申請内容について質疑があり、これについては、総合型地域スポーツクラブの助成とインターネットを利用した施設の予約システムの助成であるとの答弁でありました。
 また、それぞれ採択されることを前提として予算化していると思うが、見込みはどうであったのかとの質疑があり、これについては、総合型地域スポーツクラブは今までも採択されており、公共施設予約システムは前例から申請したとの答弁でありました。
 次に、採択されなかった理由について質疑があり、これについては、totoを財源としているもの等は、東京オリンピックを控え、地域への配分が減ってきているのも要因の一つであるとの答弁でありました。
 また、公共施設予約システムについて、助成を受けられなかったことに対する対応について質疑があり、これについては、今回の補正で財源更正し、一般財源を充当するとの答弁でありました。
 次に、歳出のうち「消防費」「常備消防費」「研修会等負担金」41万4千円の減額について、今年度採用した職員1名が退職したが、補充は行うのかとの質疑があり、これについては、平成28年度の新規採用枠を増員し、補充するとの答弁でありました。
 以上、総務分科会の審査報告といたします。