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平成27年9月定例会 予算決算委員会委員長報告

公開日 2015年09月25日

 予算決算委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る8日の本会議で付託のありました、議案第61号及び議案第62号の平成27年度各会計補正予算2議案、並びに、議案第63号から議案第70号までの平成26年度各会計決算の8議案の審査に当たるため、17日、18日の2日間にわたり委員会を開催しました。
 まず、議案第63号から議案第70号までの平成26年度各会計決算について審査を行いました。
 はじめに、代表監査委員から各会計決算についての審査の経過並びに審査の所見報告を受け、続いて、財務部長から報告第15号 健全化判断比率の報告について、報告第16号から報告第20号までの各会計資金不足比率の報告について、そして、環境産業部長から報告第21号亀山市一般会計継続費精算報告についての説明を受けた後、質疑に入り、慎重なる審査を尽くしました結果、
 議案第63号 平成26年度亀山市一般会計歳入歳出決算の認定について、
 議案第64号 平成26年度亀山市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、
 議案第65号 平成26年度亀山市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、
 議案第66号 平成26年度亀山市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について、
 議案第67号 平成26年度亀山市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、及び
 議案第68号 平成26年度亀山市水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について の
6議案については反対討論があり、採決の結果、いずれも賛成多数で、原案のとおり可決及び認定することに決定しました。
 次に、議案第69号 平成26年度亀山市工業用水道事業会計剰余金の処分及び決算の認定について、及び議案第70号 平成26年度亀山市病院事業会計決算の認定については、
いずれも原案のとおり、全会一致で可決及び認定することに決定しました。
 なお、委員会として、
 一つ、審査の過程において指摘のあった事項及び意見を真摯に受け止め、次年度の予算編成とその執行に反映されたい。
また、事業完了後に不用額が生じた場合は、速やかに減額補正等の措置を講じられたい。
 二つ、市税、国保税、使用料及び負担金等については、公平性の観点より一層の徴収努力を行い、収納率の向上に努められたい。
なお、徴収に当たっては、生活困窮者など滞納者の個別の状況に応じて、慎重な対応に努められたい。
 三つ、財政運営の基本である「歳入に見合った歳出」の実現に向け、的確な事業の選択と集中を行うとともに、経費の削減や基金の有効活用を図り、持続可能な健全財政に取り組まれたい。
特に、特定目的基金については、積み立て、取り崩しについて一貫性のある基準を定め、安全かつ効率的な運用に努められたい。
また、国民健康保険給付費等支払準備基金については、基金残高が僅かであることから、国民健康保険事業が安定的かつ継続的に運営できるよう予算措置されたい。
 四つ、委託料については、委託の効果を見極めるとともに、各種計画等の策定については、可能な限り職員で行うなど、経費の削減に努められたい。
 以上、4点の意見を申し添えたところであります。
 次に、議案第61号及び議案第62号の平成27年度各会計補正予算2議案については、総務分科会、教育民生分科会、産業建設分科会にそれぞれ審査を分担したことから、審査の経過内容について、各分科会長から報告を受け、その結果、
 議案第61号 平成27年度亀山市一般会計補正予算(第2号)について
 議案第62号 平成27年度亀山市公共下水道事業会計補正予算(第1号)については、
いずれもやむを得ない補正と認め、原案のとおり、全会一致で可決することに決定しました。
 以上、予算決算委員会の審査報告といたします。