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平成27年6月定例会 総務分科会長報告

公開日 2015年06月29日

 総務分科会における審査の経過について報告いたします。
 去る16日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、25日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第50号 平成27年度亀山市一般会計補正予算(第1号)についての内、当分科会所管分、「諸収入」「雑入」「コミュニティ助成事業助成金」について、助成対象であるのぼり旗とは祭りに使うものか、また、こうした助成制度は自治会に周知を図るべきではないかとの質疑があり、これについては、秋祭り用ののぼり旗一式を申請し採択されたものであり、市民文化部で周知はしているが、再度、各自治会に周知するとの答弁でありました。
 次に、この助成金を申請したのはコミュニティと自治会のいずれか、また、同様の例はあるのかとの質疑があり、これについては、山下町自治会としての申請であり、田村町自治会についても実績があるとの答弁でありました。
 次に、「市債」「土木債」「野村布気線整備事業債(合併特例債)」3億7,240万円について質疑があり、これについては、工事請負費500万円、公有財産購入費4,658万2千円、補償費3億4,043万8千円の合計額3億9,202万円に対し、充当率95%で計上しているとの答弁でありました。
 次に、「繰越金」「前年度繰越金」2,346万4千円について何に充当しているのかとの質疑があり、これについては、野村布気線整備事業の2,015万9千円のほか、「民生費」「生活保護費」の「一般管理費システム導入委託料」の市負担分48万6千円と、「商工費」「観光費」の「国民宿舎関ロッジ管理費」281万9千円が該当するとの答弁でありました。
 次に、前年度繰越金2,346万4千円のうち281万9千円を「国民宿舎関ロッジ管理費」に充当することについて、当初予算に科目がないものを補正することは可能なのか、また、その根拠について質疑があり、これについては、地方自治法において、予算の調製後に生じた事由に基づいて、既定の予算に追加その他の変更を加える必要が生じたときは、補正予算を調製し、これを議会に提出することができると規定されており、この追加には、予算の増額のほか、新しい予算科目の創設も含まれるとの答弁でありました。
 なお、今回の「国民宿舎関ロッジ管理費」の補正予算については、4月から休館ということであれば、3月定例会に提出するべきではなかったのか、また、今回の野村布気線整備事業の補正予算については、長年難航していた案件であり、6月補正ではなく、用地に関し当事者と確約が取れた時点で速やかに臨時議会を招集し、審議するべきであったとの意見がありました。
 以上、総務分科会の審査報告といたします。