松居さんメイン

人生初の「庭」がある暮らし。近所の方の声に安心する。
私の心に余裕のできたまち、それが亀山でした。

松居さんプロフィール

プロフィール

松居健太さん・真己子さん

出身 / 健太さん:亀山市、真己子さん:愛媛県西条市

移住地 / 南崎町


のどかでのんびりしたまち「亀山」にご縁があった

Q.亀山で暮らすことになったきっかけを教えてください

真己子さん:愛媛県西条市の出身で、南は四国山脈、北は瀬戸内海が広がっているところで育ちました。亀山市に移り住む前は、神戸市に8年間住んでいましたが、自分自身、都会の生活に少し疲れたなと感じていました。2012年、結婚を機に、夫が地元の亀山市で庭師として独立したいということで移住することになりました。神戸の暮らしと比べると、最初はギャップを感じましたが、今では、程よいまちの大きさで、のどかでのんびりしていて住みやすいと感じています。
こぼれ話ですが、結婚式のとき、夫が私の父に紋付袴を借りて着たんですが、その時の羽織の裏地が、なんと亀山宿の文様でした。父は亀山に縁もゆかりもありませんが、今になって思えば、その時から、亀山にご縁があったんだなあと感じています。

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出産や子育てに対して、まちが一段とやさしくなっていると感じる

Q.亀山の暮らしで良かった点や、苦労している点はどんなところですか

真己子さん:人生で初の庭付き一軒家に住めて、夜が静かでぐっすり眠れるところが嬉しいです。また、ご近所の方も親しみやすく、子どもにも話しかけてくださって、私の心にも余裕ができて、とても安心して暮らしています。
子どもを産んでから数年が経って、まちとして出産や子育てに一段と優しくなっているなあと感じます。母乳が出なかったときや子育ての悩みを相談できる助産師さんの対応が増えていたり、「子育て支援センターあいあいっこ」や「ファミリーサポートセンター」など何かあったときに頼れるところがあってありがたいと思います。
ただ、亀山は、坂が多くて、公共交通機関があまりないことや買い物するところが少ないので、子育てにマイカーは必須です。(笑)

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「家庭」を軸とする生活を続けたい、そして地域とのつながりを大切に

Q.今後の亀山での暮らしについて、目標などあれば教えてください

健太さん:昔から鳥が好きで、自然や緑に関われる仕事がしたいと思い、庭師になりました。亀山での独立後は、剪定や草刈りなど仕事を通じて、たくさんの方とコミュニケーションを深められていると感じています。今後も、地域の人とのつながりを大切にして、庭の手入れの方法や道具の選び方など、気軽に相談してもらえるような存在になっていきたいです。

真己子さん:今は、夫といっしょに子育てを楽しむ生活を過ごせています。これからも家庭を軸とする生活を続けていきたいと思っています。将来的には、家族との時間を大切にしながら、人や組織を支える事務などの仕事ができたらいいなと思っています。

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自分たちが選んだ場所に自信をもって、日々の生活を楽しむ

Q.亀山に移住を考える方へのメッセージをお願いします

健太さん:インターネットやSNSは便利ですが、口コミなど実際の言葉で直接伝えるコミュニケーションも大切だと思います。亀山に興味を持っていただいた方が、このまちの良さに気づいたり、知ってもらえるように、私たちもいろんなつながりを大切にして、まちを紹介できればと思います。

真己子さん:亀山の一番の魅力は、生活する上でのバランスの良さです。都会すぎず、田舎すぎない部分は移住してくる人にとっても来やすい場所だと思います。静かなところ、子育てしやすい、大阪・京都・名古屋へのアクセスが良い、仕事も見つけやすいなど、亀山市は暮らしやすいまちだと思います。
移住を考える中で、ご縁があるところへ導かれると思うので、自分たちが選んだ場所に自信をもって、その場所で、何ごとにも前向きに楽しむ気持ちが大切だと思います。

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2020年 08月 11日取材
※情報は取材時のものです。

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