渡辺さんメイン

庭に好きな花を植え、夏には子どもとプール遊び。
自然豊かな思い出の場所で、家族と暮らしたい。

渡辺さんプロフィール

プロフィール

auRinko 渡辺さん

出身 / 亀山市

移住地 / 山下町


草花に囲まれて育った子ども時代

Q.子どもの頃の亀山市での思い出を教えてください

私は、18歳まで亀山市に住んでいました。園芸や華道に親しんでいた祖母の影響で、私も小さいころから草花が大好き!シロツメクサで花冠を作ったり、つくしを採ったり、笹舟や草笛で遊んだりと、自然の中で育ちました。高校卒業後は、大阪にあるフラワーデザインの専門学校へ進学し、そのまま関西の生花店で働くことになったため、県外での生活が10年ほど続きましたね。花を扱う道へ進んだのは、小さいころの自然と触れ合った楽しい思い出が影響していると思います。

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都会は、子育てをするには不便に感じました

Q.Uターンを決めたきっかけは?

大阪で結婚し、長男が生まれましたが、都会では小さな子どもを連れて外に出るのは何をするにも一苦労でした。子ども用品の入った大きなバッグと子どもを抱えながら道を歩くと、道路が狭かったり人が多かったり…。車を使うときにも、ほとんどが立体駐車場なので、乗り降りも大変でした。また、子どもの遊び場も管理された公園の小さな砂場だったり、植物を育てたくてもプランターで育てるしかなかったりと、自然の少なさも物足りなく感じました。それで、実家の近くに引っ越すことを決めたんです。

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自宅で開く教室では、いろんな方と交流ができてやりがいを感じます

Q.亀山市での暮らしはどうですか?

自然が多く、街の喧騒からも離れているのでとても暮らしやすいです。騒音を気にすることなく過ごせますし、夏には暑かったらすぐに庭にプールを出して遊べる気楽さがあります。また、移住当初は鈴鹿市まで通って仕事をしていましたが、現在は家でフラワー&キャンドル教室を開いています。溶かしたろうに花を配置するだけで作れるフラワーキャンドルは、お花の知識がなくても簡単に挑戦できるので、子育てを終えた主婦の方やOLさんなど、県内外から多くの方が習いに来てくれます。私もいろんな方とお話するのが楽しいですし、生徒さんも日常の疲れを発散してくださっているようで、とてもやりがいを感じます。

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親子で楽しめる場所を作りたい

Q.将来の夢は?

亀山市は自然が豊かで素敵なところですが、都会に比べると子どもが少ないことや、現代は共働きの家も多いため、結局家でゲームをして過ごす子も多いんです。そんな子どもたちが楽しく過ごせる場所を作れたらと思い、母校の小学校で開かれている「放課後子ども教室」に講師として参加して、子どもたちにお花やキャンドルを使った工作を教えています。「お母さんにプレゼントする」というやさしい子も多いんですよ。
これからは、自宅でも親子を対象にした教室を開いたり、関宿でキャンドルナイトを実施してみたりと、亀山市の特産品であるキャンドルを広げる力にもなりたいですね。

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2017年 01月 23日取材
※情報は取材時のものです。

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