水害から身を守るために
公開日 2017年03月03日
更新日 2022年03月23日
河川の氾濫や土砂災害などは一気に起こることがあり、避難が遅れると命にかかわります。日頃から浸水想定区域や避難所の位置の確認など備えを行い、風雨が強くなる前から早めの避難を心がけましょう。風雨が激しくなったり、周りが暗くなったりしてからでは移動が困難になりますので、特に高齢者や子どものいる家庭は、さらに早い段階から避難を心がけましょう。
一方、冠水した道路を歩くことは、水深が浅くても道路自体が見えなくなり、同時にマンホールや側溝などが見えなくなるため非常に危険です。避難場所への移動は浸水が始まる前に行うことが基本です。既に周辺が浸水してしまった段階では、状況から判断して自宅や近所の堅牢な建物の上階(2階以上)に避難しましょう。
家庭での備え
ハザードマップ
亀山市では、洪水等により被害が発生するおそれがあると判断した場合、対象となる地域に避難情報を発令しています。水害から身を守るためにも、お住まいの付近や日常的に利用する施設、道路などが浸水想定区域かどうか、今一度ご確認をお願いします。
風水害ハザードマップ(内部リンク)
避難経路の確認
安全に避難するために、どの道を通って避難すればよいか、安全な避難経路、避難方法を事前に確認しておきましょう。事前に実際に歩いてみて周囲の安全を確認しましょう。
非常持出し袋の準備
いざ避難が必要になったときに備え、貴重品や非常用食品などを非常持ち出し袋に入れて、準備しておきましょう。
非常持ち出し品の準備について(内部リンク)
家族の安全確認
家族が離れて避難しなければならない場合、お互いの安否を確認するための方法を決めておきましょう。災害時の安否確認のために、通信会社では固定電話・携帯電話・インターネットによる「災害用伝言サービス」を提供しています。
水害に対する避難情報の発令判断基準
亀山市では次の基準により水害に対する避難情報の発令判断を行っています。
避難準備・高齢者等避難開始 | 避難勧告 | 避難指示(緊急) | |
---|---|---|---|
鈴鹿川 |
亀山観測所の水位が避難判断水位3.40mを観測し水位の上昇がさらに見込まれる場合 | 亀山観測所の水位が氾濫危険水位4.40mを観測し水位の上昇がさらに見込まれる場合 | 亀山観測所の水位が計画高水位4.80mを超え、堤防決壊や氾濫により重大な災害を発生させる危険な状態と見込まれる場合 |
【観測地】鈴鹿川観測所(亀山):亀山市野村町海本(忍山橋下流右岸150m) | |||
安楽川 |
川崎観測所の水位が避難判断水位1.00mを観測し、水位の上昇がさらに見込まれる場合 | 川崎観測所の水位が氾濫危険水位1.70mを観測し水位の上昇がさらに見込まれる場合 | 川崎観測所の水位が危険水位2.35mを超え、堤防決壊や氾濫により重大な災害を発生させる危険な状態と見込まれる場合 |
【観測地】安楽川観測所(川崎):亀山市田村町(能褒野橋下流左岸50m) | |||
椋川 |
川合観測所の水位が避難判断水位1.34mを観測し、水位の上昇がさらに見込まれる場合 | 川合観測所の水位が氾濫危険水位1.61mを観測し水位の上昇がさらに見込まれる場合 | 川合観測所の水位が危険水位2.19m以上を超え、堤防決壊や氾濫により重大な災害を発生させる危険な状態と見込まれる場合 |
【観測地】椋川観測所(川合):亀山市川合町(椋川2.863km左岸) |