常備消防力適正配置調査について
公開日 2014年12月18日
更新日 2014年12月18日
亀山市の現在の消防体制は、亀山消防署と関消防署の2署体制ですが、近年の人口や居住動態、また消防需要の変化に対応するため、全市的な視点に立ち、今般、常備消防力適正配置調査を実施します。
この調査の内容は、市全域における署所の配置や市北東地域への署所新設に伴う適正配置と消防車両や必要人員について、科学的に調査を行うものです。
また、この調査は、現在策定を進めています後期基本計画に向けた客観的な施策検討材料として活用を図り、調査結果を参考に、市北東地域への署所機能の方向性について、本年度末を目途に一定の方向をお示ししたいと考えています。
常備消防力適正配置調査についての資料(PDF:118KB)
<質疑>
質問:なぜ、北東地域への署所新設の調査をするのですか。
回答:北東地域は、井田川、川崎、野登の地区で、多くの人口を抱えるエリアです。総合計画で北東地域への支所機能の整備について検討するとされ、市長マニフェストでも3年を目途に在り方を検討するとしています。設置の必要性を具体的に整理し、あわせて全市的な消防力の体制、整備、配置を調査します。
質問:北東地域に署所がないため、弊害とかはないのですか。
回答:火災の場合、国の基準では放水までの所要時間は8分ですが、北東地域では10分から22分を要しています。救急の場合は国の基準はありません。
質問:北東地域に署所の新設を決めたということになるのですか。
回答:そうではありません。亀山市の今後の消防力をどのように適正に配置し、人員の体制を整えるか、救急の需要の変化にどう対応するかなどの視点で調査にあたります。新設についても、シュミレーションをしますが、基本的には全市的な視点でこれを考えます。新設については、現時点では白紙です。
質問:北東地域への出動状況を教えてください。
回答:次のようになっています。
区分 |
期間 |
市全域 |
北東地域 |
---|---|---|---|
救急 |
平成23年(1月〜6月) |
908件 |
279件 |
平成22年(1月〜12月) |
1,842件 |
543件 |
|
平成20〜22年(過去3年間) |
4,988件 |
1,470件 |
|
火災 |
平成23年(1月〜6月) |
28件 |
12件 |
平成22年(1月〜12月) |
24件 |
11件 |
|
平成13〜22年(過去10年間) |
381件 |
120件 |
質問:北東地域の人口と世帯数を教えてください。
回答:4月1日現在、人口は、市全体が50,211人で、北東地域が20,116人です。世帯数は、市全体が20,168世帯で、北東地域が7,547世帯です。
質問:調査の最終報告を受けて、北東地域への署所の新設の方向性が決まるのですか。
回答:平成24〜28年度の後期基本計画の策定を、この調査と同時に進めていますので、調査の最終報告を検討材料としていきます。
質問:消防本部の職員は何人ですか。
回答:現在、74人です。
質問:調査の委託契約は随意契約ですか。
回答:7月中旬に随意契約する予定です。
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