狭あい道路後退用地整備事業について
公開日 2014年12月18日
更新日 2014年12月18日
この事業は、4メートル未満の道路を市民の皆さんの協力により拡幅整備するもので、快適な住環境を形成する手法として県下14市では四日市市、鈴鹿市、伊勢市についで4番目に制度の運用を開始するものです。
現在、本市の都市計画区域における市道の総延長の約4割が幅員4メートル未満の道路となっており、道路が狭いことから、緊急車輌の通行や、火災時の延焼、日照、通風などの環境面でも支障となっています。このような状況の中で、建築基準法で規定された4メートルの道路幅員を確保することにより、安全・安心な住み良いまちづくりを目指すものであります。
事業の考え方といたしましては、建築物や、門、塀などを築造する機会を捉えまして、道路中心線からそれぞれ2メートル後退した部分を、市にご寄付若しくは無償使用承諾をいただいて、その用地を市が整備していくものです。従いまして道路後退用地が、従来の個人管理から市の管理となり、道路としての機能が十分に発揮されるものと考えているところです。
この事業の助成制度につきましては、後退した用地をご寄付若しくは無償使用承諾をいただきますと、その用地の測量や分筆費用の一部、後退する用地内にある門、塀、擁壁などの支障物件の除去費用、新しく設置する擁壁の設置費の一部について助成いたします。また、後退する用地が、角地や、2方向以上対象となる場合は、規定の用地に対し、面積に応じた報償金の交付を行います。
以上が事業の概要ですが、この事業は、市民の皆様のご協力によって築きあげていくものでありまして、市民の皆様のご理解とご協力をお願いする次第です。
<質疑>
質問:予算措置を伴う事業なのですか。
回答:今年度は480万円の予算です。
質問:今年度、実際に事業を行うところは何件ぐらいあるのですか。
回答:事前のご相談もいただいていますが、10数件ぐらいと考えています。
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