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鉱区禁止地域に指定

公開日 2014年11月22日

平成22年7月9日、市西部の森林地域と関宿周辺地域を合わせた11,560.42ヘクタールが、国の公害等調整委員会により鉱区禁止地域に指定されました。

これにより、鈴鹿の山並や関宿の周辺地域が鉱物採掘による破壊から守られることになりました。

 

鉱区禁止指定地域の図

市の豊かな森林地域や関宿周辺地域は水源かん養や土砂流出防止、古くから地域の特徴的な景観を形成するなど、私たちの暮らしに関わる様々な公益的な役割を持ち、未来に向けて継承していくことが必要です。

これらの地域が鉱物の採掘により破壊されないよう、鉱業権が設定できなくなる「※鉱区禁止地域」として指定されるよう、三重県知事を通じて、国へ請求していただき、審議の結果、7月9日、正式に指定の官報が公示されました。

今回の指定に至った経緯は、平成19年、加太北在家から伊賀市にかけての地域で鉱業権(試掘権)設定の動きが発覚したことに対し、市民の皆さん等から35,000を超えるこの不許可を求める署名が集められ、また、市議会でも意見書を議決されるなど、官民一体となってこの阻止を目指しましたが、現行の法制度では国は許可されざるを得ない状況となり、そこで、鉱区禁止地域への指定を目指したものです。

これまで、黒部第四ダム、石見銀山遺跡、金閣寺地区など、全国で242地域、県内では、伊勢神宮、高山ダム、君ヶ野ダム、蓮(はちす)ダムの4地域が指定されており、いずれも、全国的に有名な景勝地や、ダムなどです。

今回の亀山市での指定は、全国どこにでも存在するような森林地域の持つ水源かん養や土砂流出防止といった、持続的な環境を維持していくための公益的機能を守ることが、私たちの暮らしにとって非常に重要であるという、"新しい公益の考え方"が評価された画期的な指定であると考えています。

私たちの暮らしを支える命の源である鈴鹿山系の山々を守り、未来の世代につなげていきたい、そんな市民の皆さんの願いがこのたびの指定につながりました。
平成16年の野登山への鉱業権設定出願に対する署名運動も含め、これまでのご協力、誠に有難うございました。

なお、今回の指定で禁止されたのは、鉱業法に基づく鉱物に関する鉱業権設定(鉱区の登録)のみであり、採石法に基づく採石行為やその他の開発行為がこの指定で禁止されるものではありません。

それぞれの行為については、これまで通り他の制度によって規制・許可の判断がなされます。

 

鉱区禁止地域周辺の写真

市としては、今後におきましても、市民の皆さんと共に、さらなる森林環境の整備や景観保全に積極的に取り組み、大切な市の自然や歴史資産を守ってまいります。これからも、皆さんのご協力をお願いします。

 

※「鉱区禁止地域指定制度」

その地域が、鉱業を行うより、一般公益を守ること、またはその他の産業の利用に供する方が適当であると認められる場合、国の行政委員会である公害等調整委員会がその地域を鉱区禁止地域と指定し、鉱物を採掘する場合に必要な鉱業権の鉱区として設定が行えない地域とするもので、大臣または都道府県知事の請求により審査・指定されます。

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