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新型コロナウイルス感染症について

公開日 2020年04月06日

新型コロナウイルス感染症について(4月3日更新)

中華人民共和国湖北省武漢市において、昨年12月以降、新型コロナウイルス関連肺炎の発生が複数報告されて以来、世界各地で患者発生報告が続いており、日本国内でも新型コロナウイルスが多数検出されています。引き続き、厚生労働省において、必要な情報の収集・公表が行われています。

4月1日、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が、現状の状況分析を行い、分析した結果をまとめた「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」を公表しました。

これによると、日本国内の感染の状況については、「今のところ諸外国のような、オーバーシュート(爆発的患者急増)は見られていないが、都市部を中心にクラスター感染が次々と報告され、感染者数が急増している。そうした中、医療供給体制が逼迫しつつある地域が出てきており医療供給体制の強化が喫緊の課題となっている」とされています。また、海外の状況については、「欧州や米国では感染が爆発的に拡大し、世界の状況はより厳しいものとなっている」とされています。

地域ごとのまん延の状況を判断する際に考慮すべき指標等として、

1.新規確定患者数、2.リンクが不明な新規確定患者数、3.帰国者・接触者外来の受診者数

などが具体的に示されました。その上で、「感染拡大警戒地域」、「感染確認地域」及び「感染未確認地域」の3つの地域区分ごとに、基本的な考え方や想定される対応などが示されました。

学校については、「地域や生活圏ごとのまん延の状況を踏まえていくことが重要である」とされた上で、「感染拡大警戒地域」においては、「その地域内の学校の一斉臨時休業も選択肢として検討すべきである」とされています。

このほか、提言においては、「3つの密」を避けるための取り組みの徹底や、自分が患者になったときの受診行動などについて指摘されています。また、重症者を優先した医療提供体制の確保の必要性についても指摘されています。

新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言(4月1日)(厚生労働省ホームページ)

新型コロナウイルス感染症対策の基本指針(3月28日)(厚生労働省ホームページ)

新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省ホームページ)

地域区分の考え方について

地域ごとのまん延の状況を判断する際に考慮すべき指標は次のとおりです。

ただし、推定には専門家の知見を借りて示す必要があり、当該感染症においては感染から報告までの時間の遅れが長いため、おおむね2週前の流行動態までしか評価できません。

  • 新規確定患者数
  • リンクが不明な新規確定患者数
  • 帰国者・接触者外来の受診者数
  • 帰国者・接触者相談センターの相談票の数項目
  • PCR検査等の件数及び陽性率

感染拡大警戒地域

状況
  • 近い将来、切迫性の高い状況又はそのおそれが高まっている。
  • 直近1週間の新規感染者数やリンクなしの感染者数が、その1週間前と比較して大幅な増加が確認されている。
  • 直近1週間の帰国者・接触者外来の受診者が、1週間前と比較して一定以上の増加基調が確認される。
想定される対応
  • 期間を明確にした外出自粛を要請する。
  • 10人以上が集まる集会、イベントへの参加を避ける。
  • 家族以外での多人数での会食などを行わない。
  • 具体的に集団感染が生じた事例を踏まえた注意喚起を徹底する。
  • 地域内の学校の一斉臨時休業も選択肢として検討する。

感染確認地域

状況
  • 直近1週間の新規感染者数やリンクなしの感染者数が、その1週間前と比較して一定程度の増加幅に収まっている。
  • 帰国者・接触者外来の受診者数についてもあまり増加していない。
想定される対応
  • 人の集まるイベントや「3つの密」を徹底的に回避する対策をした上で、感染拡大のリスクの低い活動については実施する。
  • 屋内で50名以上が集まる集会、イベントへの参加は控える。
  • 一定程度に収まっているように見えても、感染拡大の兆しが見られた場合には、感染拡大のリスクの低い活動も含めて対応を検討する。

感染未確認地域

状況
  • 直近の週間において、感染者が確認されていない地域(海外帰国の輸入例は除く直近の1週間においてリンクなしの感染者数もなし)
想定される対応
  • 屋外でのスポーツやスポーツ観戦、文化・芸術施設の利用、参加者が特定された地域イベントなどについては適切な感染症対策を講じた上で、それらのリスク判断を行い、感染拡大のリスクの低い活動については注意をしながら実施する。
  • 急激な感染拡大への備えと、「3つの密」を徹底的に回避する対策は不可欠。いつ感染が広がるかわからない状況のため、常に最新情報を取り入れた啓発を継続する。

「コロナウイルス」とは

これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の1つが、昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルス(SARS‐CoV‐2)」です。このうち、4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症です。残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」と2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することはまれです。また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。

新型コロナウイルス感染症は、指定感染症として、都道府県知事が、患者に対して専門の医療機関へ入院を勧告し、従わない場合は強制的に入院措置を取ることや、一定期間、仕事を休むよう指示ができるように定められています。また、入院などでかかる医療費は、公費で負担されます。

新型コロナウイルス感染症とは

発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)が多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える方が多いことが特徴です。

感染しても軽症であったり、治る例も多いですが、季節性インフルエンザと比べ重症化するリスクが高いと考えられます。重症化すると肺炎となり、死亡例も確認されているので注意しましょう。

特にご高齢の方や基礎疾患のある方は重症化しやすい可能性が考えられます。

新型コロナウイルス感染症の特徴(3月28日時点)

  • 感染経路としては、飛沫感染及び接触感染であるが、閉鎖空間において近距離で多くの人と会話する等の一定の環境下であれば、咳やくしゃみ等の症状がなくても感染を拡大させるリスクがある。
  • 集団感染が生じた場の共通点は、密閉空間、密集場所、密接場面という3つの条件が同時に重なる場であったことで、こうした場では、感染を拡大させるリスクが高い。
  • 世界保健機関(WHO)によると、潜伏期間は1~14日間(一般的には5日)とされている。それを踏まえ、厚生労働省では、濃厚接触者については、14日にわたり健康状態を観察することとしている。
  • 新型コロナウイルスに感染すると、発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多い。
  • 罹患しても約8割は軽症で経過し治癒する例も多いが、重症度としては、季節性インフルエンザと比べて死亡リスクが高いことが報告されている。
  • 現時点では、有効性が確認された特異的な抗ウイルス薬やワクチンは存在せず、治療方法としては対症療法が中心である。

新型コロナウイルス感染症にはどのように感染するか

新型コロナウイルスは、飛沫感染と接触感染により感染します。空気感染は起きていないと考えられていますが、閉鎖した空間・近距離での多人数の会話等には注意が必要です。

飛沫感染は、感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。

※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき

接触感染は、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。

※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど

これまでクラスター(集団)の発生が確認された場面とその条件

これまで感染が確認された場に共通するのは、1. 換気の悪い密閉空間、2. 人が密集していた、3. 近距離での会話や発生が行われたという3つの条件が同時に重なった場です。こうした場では、より多くの人が感染していたと考えられます。そのため、3つの条件ができるだけ同時に揃う場所や場面を予測し、避ける行動をとることが大切です。

また、その他に、共用の物品を使用していたという場面もあります。こうした状況では、接触感染がおこる場合があります。

全国クラスターマップ

国内で報告された新型コロナウイルス感染症の感染者に係る報告を基にした追跡調査の結果、感染者間の関連が認められた集団(クラスター)を地図上に表示したものです。クラスターは、現時点で、同一の場において、5人以上の感染者の接触歴等が明らかとなっていることを目安として記載しています。家族等への二次感染等を載せていません。また、家族間の感染も載せていません。現時点での感染の発生状況や、都道府県別の感染者数を反映したものではありません。

本報告数は地方自治体の報道発表等に基づき新型コロナウイルス厚生労働省対策本部が集計した速報値に基づくもので、随時更新されます。

全国クラスターマップ(3月31日)

関連情報

【関連リンク先】

お問い合わせ

長寿健康課 健康づくりグループ
住所:〒519-0164 三重県亀山市羽若町545
TEL:0595-84-3316
FAX:0595-82-8180

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