亀山市市勢要覧
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東海道の宿場町「関宿祇園夏まつり」で町内を巡行する山車やお囃子を後世に残すための伝承拠点となる「関の山車会館」には、迫力ある関の山車が展示されています。■魅力発信・交流拠点 「関の山やま車会館」20年に1度、伊勢神宮の式年遷宮に合わせてご用材が引き入れられ、東追分一の鳥居が建て替えられます。■東追分一の鳥居 お木曳昭和59年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された関宿では、修理・修景事業により、貴重なまちなみの保存を進めています。重要伝統的建造物群保存地区 関宿鈴すずかのせきあと鹿関跡 発掘調査 平成18年、関町で古代東海道の関所「鈴鹿関跡」の一部が確認されました。東山道の「美みのふわのせき濃不破関」、北陸道の「越えちぜんあらちのせき前愛発関」と合わせて古代三関と呼ばれる我が国古代史の重要遺跡で、飛鳥時代に作られたものとされています。今後も、都を守る要衝となった関所の実態解明に向けた発掘を、継続して実施していきます。 「能のぼの褒野王おうつか塚古墳」に眠るとされる、古事記や日本書紀に英雄伝説の主人公として登場する日本武尊。その妃で、「忍山神社」の神主忍おしやま山宿すく禰ねの娘とされる弟橘媛。亀山市には、この2人の伝説が色濃く残り、遥かいにしえのロマンを偲ばせます。日やまとたけるのみこと本武尊と弟おとたちばなひめ橘媛の伝説の地関宿坂下宿亀山宿8

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