亀山市市勢要覧
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2027年に品川・名古屋間、さらには2045年から最大8年前倒しして名古屋・大阪間の開業を目指すリニア中央新幹線は、国内3大都市圏を約1時間で結び、人口7千万人の大交流リニア経済圏(スーパーメガリージョン)の形成が期待されています。亀山市では、将来、市内停車駅が設置されることを見据え、その効果を最大限に生かすために、経済効果や都市機能などについて調査・研究を進めています。■リニア市内停車駅を見据えたまちづくりリニア中央新幹線の全線早期開業と市内停車駅誘致を目指し、平成4年から市民団体・企業・行政が一体となった市民会議を通じて、「LINEAR TO KAMEYAMA~新たなステージ、夢から現実へ!!」を合言葉に、市民レベルの推進運動を積極的に展開しています。要望・啓発活動や次世代を担う子どもたちへ、リニア・鉄道親子学習会の開催などの取り組みを行っています。■リニア中央新幹線・ JR複線電化推進亀山市民会議の取り組みリニア亀山中間駅 イメージパースリニア中央新幹線の市内停車駅誘致都市計画道路 鈴鹿亀山道路 新名神高速道路亀山JCTと鈴鹿市街地の都市計画道路北勢バイパスを結ぶ延長約10.5kmの地域高規格道路である「都市計画道路 鈴鹿亀山道路」は、高速道路の利便性向上や地域活性化、災害時における道路機能の強化が期待されています。 都市計画決定に向けて、構想段階から計画段階への新たなステージに入ったところであり、県や隣接する鈴鹿市とともに早期の整備実現に向け取り組んでいます。1東名阪自動車道新名神高速道路北勢バイパス中勢バイパス23亀山JCT亀山西JCT亀山市鈴鹿市25伊勢自動車道鈴鹿亀山道路(仮称)川崎下庄線IC(仮称)川崎下庄線IC新名神高速道路 新四日市JCT~亀山西JCT間の開通により、東名阪自動車道の渋滞緩和と災害時に強い輸送路の確保が図られるほか、さらなる産業集積や交流の促進などが期待されます。交通拠点性の向上 新名神高速道路亀山西ジャンクションの完成名古屋・伊勢ランプウェイ(令和元年12月完成)中日本高速道路株式会社 提供14

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