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中村晋也氏 作品紹介

公開日 2016年08月02日

五代友厚公

五代友厚公

 

平成16(2004)年建立
五代友厚は1835年、薩摩藩に生まれました。少年時代から自作の地球儀を作るなど、その目は世界へと向いていたようです。30歳のとき薩摩藩英国 留学生の一員としてヨーロッパへ渡り、帰国後は大久保利通らとともに明治政府で活躍しました。後に大阪経済を立て直すため官を辞し、大阪商法会議所や大阪 株式取引所などの創設に尽力し「大阪の恩人」として今も人々に慕われています。この像は大阪市北浜、元大阪証券取引所の前に3メートル75センチの堂々と した姿で立っています。

おりこうちゃん 

おりこうちゃん(HP)

平成6(1994)年制作
大きなスリッパをつっかけてアトリエに入ってきた幼い女の子。この作品のモデルは中村さんの孫娘だといいます。「私をつくって」とばかりに気を付け!のポーズを取りはじめた幼子の、けなげで愛らしい姿に注がれる作家の愛情あふれるまなざしが感じられます。ほかにも子供をテーマにした作品や、日本の懐かしい情景をノスタルジックに表現した作品がは数多くありますが、この作品は子供本来の無邪気な可愛らしさを素直に表現した作品のひとつです。

高さ27.5cm×幅9cm×奥行き9.5cm

 

 

 

EOS

EOS (HP)

平成元年(1989)年建立
EOS(エオス)はギリシア神話に登場する曙の女神です。右手に持った光の球を掲げ、左手で手綱を引き、ランポス(光)とパエトーン(輝かしきもの)と呼ばれる2頭の馬にひかれた戦車に乗って、太陽神ヘリオスの先駆として闇と戦いながら天空の門戸を開きます。大地に最初の光をもたらすEOSのテーマを、世界に希望をもたらすものの象徴として取り上げたものです。鹿児島では、市内を見下ろす高台に、朝日の昇る桜島の方向に向かって飛び立つかのように設置されています。

高さ2.5m×幅4.8m×奥行き1.7m

 

 

故郷への道

故郷への道

平成3年(1991)年制作

薩摩半島の最南端に花瀬(はなぜ)海岸という風光明媚な場所があります。ここには、中村さんが昭和47(1972)年から制作を手掛けた、フィリピン戦没者のための慰霊公園があります。主碑から少し離れた所に、遠い海の彼方を見つめ帰らぬ父を待つ母と娘の像があります。着物姿でちょこんとしゃがみ、胸元で小さな手を合わせる幼い娘。この少女像は、「故郷への道」として単独でタイトルが与えられており、戦中を生きた中村と同世代の少女の姿には、作者が少年時代を過ごした故郷への郷愁の想いも込められています。

高さ76cm×幅35cm×奥行き35cm

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