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亀山市は、三重県の中北部に位置し、県内の主要都市である津市や四日市市、鈴鹿市からは20km圏内に、名古屋市から約50km、大阪から約100kmに位置しています。
亀山市の北西部には、標高500mから900m前後の鈴鹿の山々が南北に走り、そこから東方面にかけては、傾斜面の丘陵地や台地が形成され、伊勢平野へと続いています。本地域中央部には、加太川や安楽川を支流とする鈴鹿川と中ノ川が東西に流れ、伊勢湾へと注いでいます。
亀山市の年間平均気温は15.2℃、冬季(1月)の平均気温も5.6℃と温暖で暮らしやすい気候となっています(平成19年気象庁気象統計情報より)。
総面積は190.91km2であり、東西方向の延長は約21km、南北方向の延長は約17kmです(国土交通省国土地理院中部地方測量部提供)。
地目別民有地割合は、山林が51.5%と最も多く、次いで、田畑26.8%、宅地12.1%、その他9.6%となっており、三重県内14市の地目別面積合計値の割合(山林50.6%、田畑28.2%、宅地14.0%、その他7.2%)と比較すると、ほぼ平均的な構成となっています。(平成19年三重県政策部資料)。
亀山市の歴史は古く、古代、鈴鹿の関は、越前の愛発、美濃の不破とともに日本三関と呼ばれ、 都と東国を結ぶ交通の要衝として栄えてきました。
江戸時代に入ると、亀山宿、関宿、坂下宿は東海道の宿場町としてにぎわいました。中でも 関宿は、西の追分で鈴鹿峠越えの東海道と加太越えの大和・伊賀街道が、東の追分で東海道と 伊勢別街道が、それぞれ分岐していたため、参勤交代や伊勢参りなど、多くの人やものが行き 交いました。また、亀山宿では、亀山城を中心としたまちが形成されたことから、城下町特有 のまちとなり、現在の中心市街地の基礎となっています。
明治時代の中頃には、関西鉄道(現関西本線)と参宮鉄道(現紀勢本線)が相次いで開通し国有化されたことから、亀山は両線が分岐する鉄道のまちとして発展してきました。
一方、道路については東海道が国道1号として整備されましたが、東海道新幹線や名神高速道路など第一国土軸が整備されたため、国土の主軸から外れ、緩やかな成長を遂げるにとどま ってきました。しかし、東名阪自動車道、近畿自動車道伊勢線が整備されてからは、名阪国道や国道1号とも結節して、企業が立地し内陸産業都市として発展してきました。
このように、亀山市はそれぞれの時代を通して交通の結節点としての役割を担ってきました。 今後はさらに、事業が推進されている第二名神高速道路、また、リニア中央新幹線構想による 県内駅誘致など更なる結節点としての飛躍が期待できます。
亀山市の沿革については、昭和29年(1954年)まで、この地域は亀山町、昼生村、井田川村、 川崎村、野登村、白川村、神辺村、関町、加太村、坂下村の2町8村から構成されていました。
その後、“昭和の合併”を経て、平成17年1月11日には旧関町と旧亀山市は新設合併し、現在の亀山市となりました。
亀山市の人口は、平成17年国勢調査によると49,253人であり、昭和35年以降漸減の傾向にありましたが、昭和45年以降増加に転じ、平成12年から平成17年まで2,647人、その増加率は5.68%となっています。
年齢別人口割合は、年少人口(0歳から14歳)が14.0%、生産年齢人口(15歳から64歳)が65.6%、老年人口(65歳以上)が20.4%であり、三重県全体(年少人口14.3%、生産年齢人口64.1%、老年人口21.5%)と比較して、ほぼ同じ割合となっています。平成7年と比較すると年少人口割合が3.2ポイント減少する一方、老年人口割合が3.5ポイント増加し、少子高齢化がさらに進んでいます。
また、平成17年の世帯数は17,828世帯であり、1世帯あたりの平均世帯人員は2.76人で、単独世帯が全体の26.4%を占め、平成12年に比べ、5.9ポイント増加しているのが特徴的です。
なお、平成20年2月21日には、総人口(住民基本台帳人口及び外国人登録人口の合計)が50,000人を突破しました。

資料 「国勢調査」総務省統計局

資料 「国勢調査」総務省統計局
亀山市の産業別就業人口は第1次産業が3.9%、第2次産業が41.9%、第3次産業が52.2%であり、全国・県平均と比較して、第2次産業の占める割合が最近では減少傾向にあるものの依然として高くなっています。一方、第1次産業就業者割合は20年前の昭和60年に比べ1/2以下まで減少し、第3次産業就業者割合は調査年ごとに増加しています。

資料 「国勢調査」総務省統計局
※「分類不能の産業」を除いているため、合計が100%にならない場合がある。

資料 「平成12年国勢調査」総務省統計局
※「分類不能の産業」を除いているため、合計が100%にならない場合がある。
亀山市の農業は、農業従事者の減少、高齢化、輸入農産物との競争により、農業産出額は減少傾向を示しており、平成17年において40.0億円となっています。茶生産では全国第3位の生産量を持つ本県の中で、県内3位の生産量となっています。

資料 「世界農林業センサス」、「生産農業所得統計」東海農政局三重統計情報事務所
亀山市の商業は、平成11年まで店舗数、年間販売額が減少傾向にありましたが、平成14年にはいずれも大きく増加し、平成16年は店舗数508店舗、年間販売額は1,196億円となっています。
小売業商店数、年間販売額の推移

資料 「三重の商業」総合企画局統計調査課
亀山市の工業は、平成14年、亀山・関テクノヒルズに液晶関連企業などが立地し、その後も多くの企業は進出してきています。平成元年から平成15年までは製造出荷額等は3,000億円台で推移していましたが、平成16年には5,957億円に急伸し、平成19年は10,920億円(平成15年の3倍超)となっています。

資料 「三重の工業」総合企画局統計調査課
平成15年以降の液晶関連産業をはじめとする企業の立地に伴い、製造業を中心に市内産業の経済が拡大しています。ここ5年間で亀山市の成長度は県内で最も高い状態となりました。転入者が増加し、労働力・経済力の源となる人口が増加しています。また、就業地としての拠点性が高まり、通勤流動は流出超から流入超へ転換しました。企業の集積により市民所得は増加し、市の財政力は向上しています。亀山市は現在、人口、経済力、財政力のいずれもが上昇傾向を示しています。
平成12年(亀山市内従業者22,547人) |
平成17年(亀山市内従業者28,333人)![]() |
資料「国勢調査」総務省統計局
※円の面積は人数に比例
亀山市の特徴である豊かな自然や歴史文化を守り、 さらに高めていく姿を大きな山並みとして表し、 曲面(ウェーブ)はときめく亀山市の限りない発展を表しています。
市の花「花しょうぶ」は、亀山公園内の菖蒲園に100種2万株の花が咲き誇り、毎年6月には「花しょうぶまつり」が開かれるなど、なじみ深く親しみのある花です。
市の木「杉」は、野登寺の杉並木や川俣神社、片山神社のご神木の杉など、市内を代表する歴史的な背景を持つ史跡とともに、古くからなじまれてきた木です。
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