平成30年5月市長定例記者会見(平成30年5月29日)
公開日 2018年06月05日
更新日 2018年06月05日
1. 平成30年6月議会提出議案
平成30年6月議会に提出いたします議案につきましては、条例関係4件、補正予算1件(平成30年度亀山市一般会計)その他として、財産の取得について1件、専決処分した事件の承認について4件及び、報告7件を予定しております。
条例関係は、市税条例等について、地方税法等の改正による所要の改正等を行います。
一方、補正予算でございますが、一般会計の補正額は718万円で、主な内容は、歳入の諸収入に計上いたしましたコミュニティ助成事業助成金を財源として、歳出にコミュニティ助成事業補助金を計上いたしております。事業内容といたしましては、城東地区及び城西地区まちづくり協議会の備品購入費(印刷機・コピー機)への補助金でございます。
また、本年度で指定管理期間が終了いたします石水渓キャンプ場施設ほか3件について、平成31年度から平成35年度までの5カ年の債務負担行為の追加をいたしております。
なお、補正内容の詳細は、別添の平成30年6月亀山市議会定例会議会運営委員会資料によりご確認をお願いいたします。
【資料】平成30年6月亀山市議会定例会 議会運営委員会資料[PDF:111KB]
2. 亀山駅前の新たな図書館の実現に向けて
亀山市は、亀山駅周辺整備事業における公共的機能の中核となる新たな図書館の整備を進めております。今般、この新たな図書館の基本的な方針や目標を示す「亀山市立図書館整備基本計画」を、教育委員会において策定いたしました。
基本計画の前提として、昨年7月に策定した「亀山市立図書館整備基本構想」においては、その基本理念を「学びの場からつながる場へ」とし、そのコンセプトを「知る(ち)」、「学ぶ(ま)」、「楽しむ(た)」(ち・ま・た:古代における道の交差点)としてお示しいたしました。基本計画では、基本理念やそのコンセプトをふまえ、ワークショップなどでいただいたご意見等を反映し、その実現のための考え方を整理いたしました。結果として、図書館本来の機能に市民交流や情報発信の機能と展示や発表活動機能を併せ持つ「多機能型図書館」を目指すものといたしました。
また、基本計画の策定にあたっては、公開型・訪問型あわせて12回の市民ワークショップを開催したほか、団体などとの意見交換会、意見箱などを通じて、図書館に対する多様な思いをいただきました。行政主導ではなく、市民の皆様には、建設的かつ創造的な議論を積み上げていただいたものと感謝申し上げます。
今後は、新図書館の実現に向けて、亀山駅周辺整備事業の関係機関などと十分に連携を図り、建築基本設計との整合や管理運営にかかるさまざまな課題について、引き続き市民ワークショップなどを積み重ねながら、着実に進めてまいります。
3.『守り抜け!鈴鹿川源流の森林(もり)』緑のまちづくりを推進
亀山市は、鈴鹿川の最上流部である誇りと責任を持って、源流域を守り、継承するため、以下の取り組みを進めます。
これまで、平成20年度から10年間、市民・事業所・行政の3者で組織した「かめやま会故の森環境整備協議会」により、関町市瀬地内の市有林の森づくりに取り組んでまいりました。
このたび、新たに源流域全体(森林・里山・農地・生物等)の保全を目的とし、本市に関連する産・学・民・官の多様な主体が連携・協働のもと源流域の豊かな地域資源を次世代へ引き継ぐため、「鈴鹿川等源流の森林づくり協議会」を設立いたしました。今後は、活動計画を策定し、平成31年度より歩道整備やイベント開催等、本格的に活動を行ってまいります。
一方、国においては、地球温暖化対策の一環として「森林環境譲与税」が創設され、市町村へ交付される予定であり、本市におきましては、これを活用し、条件不利地域の森林(奥山)の整備等を進めてまいる所存です。また、県においては、平成26年4月導入の「みえ森と緑の県民税」の見直しが行われており、新たな制度による市町村への交付金を活用して、森林講話や木工教室などを開催し、森林や木材に対する市民の意識の醸成を図ってまいる所存です。
さらに、森林の持つ公益的機能の向上を図るため、「森林環境創造事業」により、環境林の間伐を引き続き進めてまいります。
このような取り組みは、「総合計画 グリーンプラン2025」に掲げる市民の愛着を育む「ジモトノココロプロジェクト」の一環として、豊かな自然や源流域の保全に努めてまいります。
【資料】鈴鹿川等源流の森林づくり協議会 概要[PDF:190KB]
4.6月の行事予定
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