平成29年9月市長定例記者会見(平成29年9月29日)
公開日 2017年10月04日
更新日 2017年10月04日
1.JR亀山駅周辺整備事業の着実な推進について
亀山市は、JR亀山駅周辺整備事業において、駅前広場や都市計画道路を含む都市計画決定に向けた手続き、また市道御幸8号線の用地買収及び建物補償等を進めるなど、本事業を着実に推進していきます。
一方、権利関係者で構成する再開発準備会においては、第1種市街地再開発事業着手に向け、現在、基本設計等の業者選定など諸準備を進められています。本市としては準備会の活動を積極的に支援するとともに、準備会が再開発組合を組織される予定ですので、本市も組合員として参画していきます。
このような中、本市は駅前への公共的機能として図書館移転を決定していますので、亀山市議会9月定例会での議決を得て、本年度中に「図書館整備基本計画」を策定します。この計画において、図書館及びその附帯機能の概ねの面積やゾーニングといった施設整備、管理運営方針、事業経費の概算など、図書館整備基本構想に示されたさまざまな検討課題についての基本方針を定めます。また策定にあたっては、市民ワークショップなどを通じて、多くの市民の皆さんのご意見をしっかりお聴きし、計画に反映させていきたいと考えています。
本市は、今後も第2次亀山市総合計画(グリーンプラン2025)の戦略プロジェクトに掲げる『JR亀山駅周辺拠点力向上』を着実に推進していきます。
2.川崎小学校改築事業における石綿除去工事の追加について
亀山市立川崎小学校校舎改築工事については、現在、2期工事を進めていますが、本年度解体予定の既存校舎の一部において石綿(アスベスト)の除去工事が必要となりましたので工事内容の変更をしました。
このたびの石綿除去工事については、本年5月30日付けで環境省から通知があり、建築物等の建築用仕上塗材に石綿を含有する場合、その解体等の作業に当たっては大気汚染防止法が適用され、作業基準を順守しなければならなくなったことによります。これを受け、速やかに川崎小学校の解体予定校舎(四棟)について調査をしたところ、一棟の外壁等に石綿が含まれていることが判明しました。これにより、適切な飛散防止措置を図るべく石綿除去工事を追加したものです。
また、この追加工事については、改築工事との連続性や安全管理面、さらには工期・経費などを含めて考慮の上、分離発注ではなく元契約の変更としたところです。
なお、今回の石綿除去工事の追加により、改築工事の全体完成が約2カ月遅れることとなりますが、児童を始め、教職員、地域の皆様方、さらには工事関係者の皆様の安全・安心を最優先に工事を進めていきます。
3.民間活用市営住宅事業について
亀山市は、民間活用市営住宅事業により関町新所地内に関町地区としてはじめての市営新所住宅として1棟5戸の借上げを行い、住環境の向上を図っていきます。
本市は低所得者などの住宅困窮者の居住の安定の確保を図るため、平成21年度から平成30年度を計画期間とする「亀山市住生活基本計画」において、200戸の市営住宅を供給する目標を定めています。このうち70戸を民間が所有する賃貸共同住宅を活用して供給することとしており、現在、45戸を供給し、今回の借上げにより合計で50戸となります。
なお、借り上げる住宅の概要は別紙のとおりですが、新築の木造2階建て共同住宅で、1DK2戸、3DK1戸、2LDK2戸の計5戸です。また、入居募集の時期等は決定次第、改めてお知らせします。
なお、空家等対策については、5月24日及び8月25日に開催しました「亀山市空家等対策協議会」において、特定空家等8件と管理不全空家等14件の協議を行い、それぞれ認定を行ったところです。
現在、認定を行った空家等に対し、法及び条例に基づき指導書の送付を行っている状況で、今後も空家の適正な管理について指導していきます。
今後も市民の皆さんが、安心・安全に住み続けることのできる居心地のよい住環境を作っていきます。
【資料】民間活用市営住宅事業により新たに借り上げる住宅の概要について[PDF:510KB]
4.「まち遊ぶ~亀山まほろば街道~」事業の実施について
亀山市は、「かめやま文化年2017」の企画事業の一つである「まち遊ぶ~亀山まほろば街道~」事業を実施します。
一つ目に、10月21日(土)午後1時から、亀山市中央コミュニティセンターにおいて、「かめやま歴史みちサミット」を開催します。現在市内にある歴史的な由来のある道の保存や普及、啓発活動をされている団体の活動事例発表を行うほか、金王道ウォーキングの10周年を記念して、東京都渋谷区にある金王八幡宮の宮司 比留間 広明氏をお招きし記念講演を行います。
二つ目に、11月5日(日)午前8時から、「東海道ウォーキング」を開催します。このウォーキングは、旧亀山城多門櫓から、当日「街道まつり」開催で賑わう関宿を結ぶ東海道約7キロをコースとしています。2名以上のグループで東海道上の史跡を見つけながら歩くイベントです。
なお、参加者の募集を10月2日(月)から開始いたしますので、多くの皆さんの参加をお待ちしています。
本市は、わが国の東西を結ぶ地域にあり、伊勢への分岐点でもあることから、いつの時代にあっても「道」がキーワードとなり、その歴史が彩られてきました。今回の事業をきっかけとして、郷土の歴史への理解を深め、地域の魅力を発信するとともに、地域による歴史みちの保存・普及活動がさらに活性化するよう取り組んでいきます。
5.10月の行事予定
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