平成29年6月市長定例記者会見（平成29年6月27日）

公開日 2017年06月30日

更新日 2017年06月30日

１.亀山市地域まちづくり交付金の交付について

　亀山市は、今年度から地域予算制度をスタートさせ、地域まちづくり交付金を全ての地域まちづくり協議会に6月中に交付します。

　本市では、昨年5月、市内全て（22地区）に、自分たちの暮らす地域は自分たちで考えて創りあげるという理念の下、責任を持って地域課題の解決に向けて取組みを進める地域まちづくり協議会が設立されました。その財政的な支援策として、今年度から地域予算制度をスタートさせたところです。

　地域予算制度は、地域まちづくり交付金と地域活性化支援事業補助金とからなり、地域まちづくり交付金は、従来の補助金制度とは異なり、地域まちづくり協議会自らが使途を決定することができる交付金として交付しているところです。
　各地域まちづくり協議会では、この交付金を活用しそれぞれの地域の課題解決のための各種事業、例えば、白川地区の明星祭、本町地区のいきいきサロン、関南部地区のジビエ料理教室、加太地区の加太川景観保全活動、などが計画されています。
　また、地域活性化支援事業補助金につきましては、地域まちづくり計画に基づき、より積極的に実施する事業を支援する公募型の補助金で、昨日6月26日（月）に公開ヒアリングを行ったところです。

　これらの財政支援により、多様化する地域課題に対応する新たな地域自治の推進を期待するとともに、今後も引き続き、市として自立した地域活動を促進するため、地域まちづくり協議会の活動を支援していきます。

※上記内容の印刷物はこちら[PDF：798KB]

【資料】平成29年度亀山市地域まちづくり交付金一覧[PDF：98KB]

【資料】平成29年度亀山市地域活性化支援事業補助金　応募一覧[PDF：146KB]

【資料】亀山市地域まちづくり協議会設立一覧[PDF：130KB]

２.支援が必要なお子さんの情報連携サポートブック「にじいろのーと」の発行について

　亀山市は、支援が必要なお子さんの情報連携サポートブック「にじいろのーと」を発行し、平成29年7月から配布します。

　本市では子どもの発達や育児に関する相談が年々増加しております。年齢別に集計するとピークは小学校就学前後で、5歳の子どもの約15％が昨年度中に「子ども総合相談」を訪れました。保護者の皆様からは情報連携に関する相談も多く、「園や学校に必要な情報を伝えるのが難しい。」「サービスを受けるたびに同じ説明を何度もしなければならない。」「必要な情報がきちんと引き継がれているか不安。」という声がありました。また、「申請書を書く時に必要な数値や検査時期など、毎回記入する時に困っている。」といった声もありました。

　そこで、これらのニーズに応え、個別の情報を整理しやすくまとめることができ、支援に必要な情報をスムーズに連携できるよう、従来のサポートブックを全面改訂する事となりました。「にじいろのーと」発行にあたっては、従来のサポートブックを活用いただいている方々から、使う側の視点に立ったご意見も頂き、随所に反映されております。

　支援の必要なお子さんが、入学などのライフステージにおいて必要な支援や連携が途切れることがないよう、今後も子育て環境づくりを推進していきます。

※上記内容の印刷物はこちら[PDF：1MB]

広報かめやま 7月1日にじいろノート 8～9ページ[PDF：831KB]

【資料】亀山市の児童相談（相談件数５年間推移）[PDF：211KB]

３.亀山市各種審議会等における女性の登用率について

　平成29年4月1日現在の各種審議会等における女性の登用率（内閣府によるもの）について、集計を終えましたので報告します。

　調査対象である101の各種審議会等のうち、未選任の25審議会等を除く76審議会等での委員総数は1,096人であり、このうち女性が409人で、女性の登用率は37.3％となりました。平成28年4月1日における登用率は36.1％であり、1.2％の増となっています。
　上昇の要因としては、各種審議会等において意識して女性の登用に取り組んだほか、年齢及び性別に著しい偏りが生じないように配慮しなければならない旨の農業委員会等に関する法律の一部改正等も上げられると考えています。

　各種審議会等における女性の登用率については、平成17年度に策定した亀山市男女共同参画基本計画において目標を40％と掲げたところです。平成17年度の登用率は28.2％でしたが、徐々に上昇し平成29年3月31日には38.4％まで上昇しましたが、残念ながら目標である40％には至りませんでした。
　こうしたことから、平成29年度からの第3次亀山市男女共同参画基本計画において、改めて目標を40％としたところであり、引き続き積極的な女性の登用とともに、あらゆる分野において政策・方針決定過程への女性の参画の拡大を進め、多様な人材の視点を反映できる社会の実現を目指していきます。

※上記内容の印刷物はこちら[PDF：803KB]

【資料】亀山市各種審議会等における女性の登用率[PDF：537KB]