ゴールデンウィークに市内すべての幼稚園、小中学校の7連休を創出する平成23年度の「亀山市の家族の時間づくり」についてです。

　昨年11月の記者会見で発表した時点では、平成23年度は市独自の取り組みとして「家族の時間づくり」を進めたいとお伝えしましたが、本年度も、観光庁の実証事業として取り組むことが、観光庁から発表されました。

　休暇を通じて、家族の絆やワークライフバランスを見つめ直すきっかけとして、本年度は、5月2日の月曜日を休業日に設定することで、昨年同様4月29日から5月5日までの7連休を創出し、家族と子どもが過ごすことができる大切な時間を提供させていただくこととしました。

　【資料】平成23年度「亀山市の家族の時間づくり」について[PDF：160KB]

＜質疑＞

質問：昨年度の取り組みの後に実施したアンケート調査の結果を教えてください。
回答：保護者や企業を対象に、アンケート調査をしました。保護者については、「とてもよかった」「よかった」という肯定的な回答が全体の35.8％で、否定的な回答の23.8％を上回っています。

質問：否定的な回答の具体的な理由は何ですか。
回答：昨年は3月31日に観光庁が発表し、準備や周知期間が1カ月であったため、企業としては早く周知してほしいという意見がありました。そこで、11月の定例記者会見で平成23年度も取り組んでいくということを発表させていただきました。

質問：今年は51社のうち38社が休業（74.5％）しますが、昨年は何社でしたか。
回答：昨年は52社のうち25社（48.1％）です。

質問：「家族の時間づくり」の取り組みに期待することは何ですか。
回答：今ほど、家族や地域の絆、仕事と余暇や暮らしなどのワークライフバランスの必要性が問われている時代はないかと思います。このことをきっかけに、家族の絆やワークライフバランスを見つめ直すことが、大変重要な意義を持っていると考えています。賛否両論はあると思いますが、こういうことを積み上げていくことで価値観が定着していけばと願っています。

質問：来年度も取り組まれるのですか。
回答：はい。継続することに意味があると考えています。