3月11日に発生しました東日本大震災において、被災されました皆様方にお見舞いを申し上げます。

　さて、当市の被災地支援状況ですが、人的支援については、発災直後からコンビナート火災の消火活動や救助活動のため、千葉県、宮城県に緊急消防援助隊を派遣したところです。5月の連休明けには、三重県からの派遣要請を受け、保健師1名を、また、医療センターの医師・看護師など4名1チームを岩手県に派遣することとしています。また、全国伝統的建造物群保存地区協議会からの要請を受け、被災された茨城県桜川市の伝建地区における復興計画などを作成するため、本日から職員1名を同市へ派遣しています。そのほか、全国市長会から被災自治体事務の応援要請があり、1チーム3名で10日間、6チームを編成することとして、すでに登録を終え、被災県からの協議待ちとなっています。

　物的支援については、3月20日から4月3日までの間、消防庁舎で市民の方々から救援物資を受け入れ、三重県を通じて被災地へお送りしたところです。

　金銭的支援は社会福祉協議会に寄せられた義援金が、現在、10,272,110円となっています。

　住宅提供支援については、公営住宅と医療センター職員住宅など13戸を被災者向けとして受け入れ体制を整えているところです。

　一方で、救援活動に出向いた職員の「心理的サポート」も行っています。震災直後から現地に赴いた市の消防職員を対象に、臨床心理士・保健師が個別に面接を実施し、カウンセリングを行うことで、支援活動での傷つきやストレスの緩和を図ります。

　以上、亀山市としては、被災地の復興が長期間となることが予想されるため、今後も、引き続き、出来る限り、人的支援を含む被災地支援をしていきます。

【資料】東日本大震災に伴う当市の支援状況[PDF：187KB]