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五所川原市・亀山市災害時相互応援に関する協定について

公開日 2014年12月18日

更新日 2014年12月18日

 この度、青森県五所川原市との災害時相互応援協定を締結することとしました。単独自治体との締結は、本年4月の岡山県高梁市に次いで2例目となっています。

 締結に至った経緯ですが、私自身、昨年8月、東日本大震災の被災地を訪問し、遠隔自治体との都市間ネットワークの強化の必要性を認識し、ご縁のある複数の都市との連携を模索してきました結果、今回、直線距離で約750キロメートル離れた青森県五所川原市との応援協定締結の運びとなりました。

 従来から、災害が大規模かつ広域的に発生した場合、市民の安全・安心を担保できる協力支援体制を構築し、リスク分散と実効ある相互支援を行う地方公共団体を持つ必要があると考えていました。五所川原市と本市は、それぞれの地で育まれてきた歴史文化資源の活用等に先進的に取り組むなど、郷土の未来に対し共通した理念を有しており、本市の名誉市民で文化勲章受章者の中村晋也氏の作品を通じての繋がりがございます。

 こうした経緯を踏まえ、両市の都市間交流をさらに発展させ、いずれの市において自然災害等の大規模な災害が発生し、被害を受けた市が独自では十分な応急措置が実施できない場合に、被災市の応急対策及び復旧活動を円滑に遂行するため、ここに相互応援協定を締結するものです。

 この協定書は、応急復旧業務や復興業務における物的、人的支援の応援を中心としており、この協定以外にも、平素から教育、文化など多方面での情報交換、交流を双方で協議していくこととしています。

なお、調印式は7月10日(火曜日)、五所川原市・平山誠敏市長をお招きして、今回の協定締結の橋渡し役を努めて頂きました中村晋也氏同席のもと、行う予定としています。

上記内容の印刷用はこちら(PDF:378KB)

五所川原市ホームページ(外部リンク)

 

<質疑>

表組み
質問 五所川原市はどんなまちですか。
回答 平成24年4月30日現在で、人口は59,904人、総面積は404.56平方キロメートルで、津軽平野のほぼ中央に位置しています。津軽三味線の発祥の地、作家太宰治の生誕の地であり、立佞武多は青森県の3大ねぶたの一つであります。農林水産業を中心に豊かな自然に恵まれた田園都市です。
   
質問 協定以外にも、教育、文化など多方面での情報交換、交流を双方で協議していくとありますが、具体的に何か決まっていることはありますか。
回答 具体的には決まっていません。この協定をきっかけに、多方面での交流につなげていけたら、すばらしいのではないかと考えています。
   
質問 五所川原市にある中村晋也さんの作品はどんな作品ですか。
回答 平成21年に太宰治の生誕百年を記念し、中村晋也さんが太宰治像を制作されました。
   
質問 中村晋也さんの作品は、他の自治体にもありますが、なぜ、五所川原市と相互応援協定を締結するのでしょうか。
回答 昨年の10月に、中村晋也さんから交流を深めてはどうかとご提案をいただきました。両市ともに、自然の風土、歴史や文化を大切にするなど、共通の思いを持ってまちづくりをしていると、中村さんが感じられたようです。
   
質問 どちらから応援協定の働きかけをされたのですか。
回答 昨年の12月に、私が五所川原市を訪問し、平山誠敏市長に正式に申し入れをさせていただきました。平山市長も共通の思いを持っておられ、それ以降、具体的な協議を進めてきました。
   
質問 高梁市との応援協定と違いは何かありますか。
回答 五所川原市との協定は、物資・人的な支援を主な内容とする一般的な協定です。まずは防災を通じて、お互いの信頼や交流を深めていきたい。高梁市は、重要伝統的建造物群保存地区を有し、国の歴史まちづくり法の認定を受けるなど亀山市と共通する部分や、藩主が交代したという深い歴史があり、協定には文化財の復旧支援なども盛り込まれています。
   
質問 今後、このような応援協定をさらに増やしていくのですか。
回答 単独市との応援協定は、この2つの自治体との締結が目標でありました。今後の他の自治体との締結については、今後検討ということで、今は高梁市と五所川原市との信頼関係を積み上げていきたい。
   
質問 合同で防災訓練を実施する計画はあるのですか。
回答 それぞれの防災力など情報交換を進めていますが、今のところ実施する計画はありません。
   
質問 五所川原市は、応援協定の締結に何を期待しているのでしょうか。
回答 全国の自治体が、大規模な災害が発生した時に、距離の離れた広域間の応援体制が不可欠だという思いを持たれていると思います。五所川原市は、単独市との締結は今回が初めてですが、今後も複数の自治体との締結を検討していくと伺っています。
   
質問 協定には、災害時に食料や生活備蓄品を供給するとあります。亀山市の備蓄品を増やす予定はありますか。
回答 現在、市の人口の1割である5千人の3日分を備蓄しています。他の自治体と比べても多く備蓄しており、その中で対応できると考えていますので、備蓄品の在庫を増やす予定はありません。
   

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FAX:0595-82-9685

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