文化庁では、文化財建造物の修理に必要な私財のモデル供給林及び研修林となる「ふるさと文化財の森」を設定しています。

　　この「ふるさと文化財の森」として、「亀山市諸戸林業ヒノキ・杉林」が平成22年4月22日付けで新たに設定されました。今回の設定は、諸戸林業株式会社から国への申請によるものでありますが、当市といたしましては、鈴鹿森林組合のご協力をいただき、諸戸林業株式会社への申請を働きかけ、仲介を行ってきたものであります。

　　「ふるさと文化財の森」の設定は、関宿の町並み保存など文化財建造物の保護に積極的に取り組んでいる当市にとって、その用材を末永く確保していくという意味で重要です。また、亀山市の森林のブランド力を高める意味もあると期待しています。