教育委員会における協議について

令和4年6月に策定した第2次亀山市総合計画後期基本計画に位置付けられた、中学校全員喫食制給食実施事業について、令和3年3月に策定した「学校給食の在り方について」および「学校給食提供に関する今後の方向性」を基に検討を重ね、令和5年2月時点での中間報告をまとめました。

中学校全員喫食制給食実施事業の検討経過について（中間報告）[PDF：648KB]

現時点での給食センターの整備構想では、敷地の造成や建築工事、厨房設備や校舎改修の工事費用に物価上昇率を加味して検討した結果、現段階で整備費が20億円、運営費が年間1億5千万円程度必要になると見込まれます。
当初計画では整備費を8億8千万円、運営費を年間7千万円程度と見込んでいましたが、建築資材や人件費の高騰に加え、法規制や立地条件による施設面積や必要設備の追加等により大幅な増額となります。
これらの問題については、教育委員会として全体的に、より慎重な検討が継続して必要であると考えています。
同時に、当初計画のハード面をメインとした進め方のみならず、中学校給食に係る全般的な創意工夫を行うことも視野に入れる必要があります。
その上で、本事業の実施内容について再検討を行い、半年程度を目途に基本計画を策定し、中学校全員喫食制給食の早期実現を目指したいと考えています。