亀山市市勢要覧
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音声を聞く この計画は、旧東海道沿道約19.5km、500haの範囲で、歴史的な建造物等の保存と、その周辺を整備するためのもので、「歴史まちづくり法」に基づいて亀山市が策定し、平成21年1月に国の認定を受けました。第1回目に認定された都市は、亀山市、金沢市、高山市、萩市、彦根市です。 認定後、歴史まちづくり関連事業は、この計画に基づいて国の支援を受けながら着実に進められ、その成果が形となって現れてきています。特に、亀山城周辺保存整備事業として行われた平成25年の旧亀山城多門櫓「平成の大修理」の完成により、亀山城周辺の散策ルートの整備が大きく進み、同じく改修や復原修理された旧舘家住宅・加藤家屋敷跡などへの回遊性も向上し、一体的な活用のさらなる充実が期待されています。 平成25年10月には「第2回中部歴史まちづくりサミット」が亀山市で開催され、中部地方の歴史的風致維持向上計画の認定都市7市町が参加。認定都市との交流が深まることで連携や協力につながる、歴史まちづくりのネットワークが広がっています。旧亀山城多門櫓「平成の大修理」旧舘家住宅・加藤家屋敷跡・旧落合家住宅平成25年に完成した「平成の大修理」により、黒い板壁が真っ白な漆喰の大壁となり、江戸時代に建てられた当時の姿に復原されました。亀山宿の旧舘家住宅・加藤家屋敷跡、関宿の旧落合家住宅では公開も行われ、ギャラリーとしても活用されています。亀山市歴史的風致維持向上計画42

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