亀山市市勢要覧
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 亀山市は東海道が東西に横断し、その沿道は歴史的な景観の基軸となっています。平成21年には、歴史まちづくり法に基づく歴史的風致維持向上計画の認定を受け、歴史文化資産を活かしたまちなみ整備を進めています。 城下町のたたずまいを残す亀山城周辺では、地域の歴史的な風致の維持・向上や、散策ルートを整備するため、「城下町亀山」を形づくる城郭・武家屋敷・宿場で、歴史的な建造物等の保存・整備を行っています。 国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、平成26年12月に30周年を迎えた関宿では、歴史的考証のもと、江戸時代から明治時代にかけて建築された伝統的建造物等の修理・修景を行っています。また、来訪者のもてなしと交流の場づくりを進めるため、住民団体等の活動を支援し、施設の整備を推進しています。 これらと平行して、都市形成や景観の基本的な方針を示す「亀山市都市マスタープラン」「亀山市景観計画」に基づき、亀山城や関宿周辺などの独自の景観の保全に取り組んでいます。未来につなぐ歴史文化資産歴史文化資産を活かしたまちづくりと景観の形成へ日本の東西を結ぶ街道の結節点であり、街道を介した人々の交流によって、特色のある歴史文化が育まれてきた亀山市。さまざまな役割を担ってきた数多くの歴史文化資産を活かしたまちづくりを進めています。歴史まちづくりふるさと亀山のまちづくり41

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