亀山市市勢要覧
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音声を聞くかめやま会エ故コの森環境整備活動亀山市民大学キラリ市民・事業者・行政が協働した協議会を組織し、関町市瀬地内の市有林約8haの整備と併せて、木工教室などの森と親しむ体験活動を行っています。産学民官の連携により発足した亀山市総合環境研究センターでは、環境・文化・健康をテーマとした「亀山市民大学キラリ」を開講し、地域で活躍できる人材を育成しています。 総合環境センターごみ溶融処理施設では、日常発生するごみに加えて旧最終処分場の掘り起こしごみ等の多様なごみを約1,800度の高温で一括処理し、有害な排ガスの発生を抑制するなど環境への負荷の低減に努めています。 溶融処理後に発生する溶融物(スラグ・メタル)は資源物として再利用され、また、排ガスに含まれる塵を集じん・ろ過した「飛灰」についても、「山元還元」という方式により亜鉛などの重金属を抽出し、再資源化を行っています。 これにより、亀山市では、ごみの処理工程において、ごみの埋め立てによる最終処分量・ゼロを実現しました。 また、施設の主要な設備・機器の改良により延命化を行い、施設から排出される二酸化炭素の削減と持続可能なごみ処理を進めています。最終処分量・ゼロと持続可能なごみ処理旧最終処分場のごみの掘り起こし34

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