亀山市市勢要覧
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 中部圏と近畿圏を結ぶ交通の要である亀山市は、市内を通過する国道1号、名阪国道、東名阪自動車道、伊勢自動車道が亀山インターチェンジで結節するアクセスに恵まれた環境にあります。平成20年には新名神高速道路(亀山JCT~草津田たな上かみJCT)が開通し、渡り線を通して東名阪自動車道に接続されたことにより、広域幹線道路ネットワークは飛躍的に拡充しました。また、平成24年に新名神高速道路亀山西ジャンクションのフルジャンクション化が事業許可され、さらなる利便性の向上が見込まれています。今後は、東名阪自動車道の慢性的な交通渋滞を解消するための新名神高速道路三重県区間(亀山・四日市間)の早期開通や、鈴鹿亀山道路の整備が求められています。また、市街地の移動時間を短縮し回遊性を高めるため、市内幹線道路の整備を進めるとともに、防災機能や地域の安全性が向上するよう生活道路の改良を行っています。 公共交通機関については、鉄道、バス等の連携強化を図るとともに、バス等の地域生活交通については、新たな運行形態も組み入れた「亀山市地域公共交通計画」に基づき、段階的に再編を進めています。また、東京と大阪を結ぶリニア中央新幹線構想での停車駅の誘致を推進するため、「リニア中央新幹線・JR複線電化推進亀山市民会議」を通じた誘致活動を行っています。県内屈指の交通要衝の地29交流の拠点として発展するまちの実現へ東西を結ぶ交通の要衝として古くから栄えてきた亀山市。地理的な利点をさらに活かし、市民と来訪者が交流する拠点として人々に親しまれるまちづくりに取り組んでいます。交通ふるさと亀山のまちづくり

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