亀山市市勢要覧
27/52

亀山市長 平成27年1月11日、亀山市は市制施行10周年の節目を迎えました。 幸い本市は、この激動の10年間、多くの皆様のお力添えにより、新市の一体感の醸成と財政健全性を確保し、着実な歩みを刻んでまいりました。私たちは、この10年の歩みを礎に、少子超高齢社会の進展、災害に強いまちづくり、地域経済・雇用の活性化、今後の厳しい財政局面への備えなどの政策課題を克服するべく、次なるステージへ、怯むことなき挑戦をしなければなりません。 また、本市最大の強みは、自助・共助を支える「市民力」に尽きます。5万市民の「愛着と誇り」そして「幸福実感」が向上し、そのことがまた世代を超えた市民の参画協働への厚みとなって、持続可能な地域社会へつながると確信いたします。今と未来を見つめる、本市の特色ある環境・健康・教育・文化などの政策は、人とひとが支えあう地域の絆の上にこそ実を結ぶものと考えます。 私は、これらまちを形づくる多彩な要素が上手く結びついた「高い結晶性」による『小さくともキラリと輝くまち・亀山』の実現への決意を新たにいたします。地方自治体の真価が問われる今、いかなる環境変化にも市民の英知とともに適応し、未来を切り拓いてまいりますので、今後とも一層の協働をお願い申し上げます。 この市勢要覧が、亀山市の「新たなる進化への道標」となりますことを祈念いたします。26音声を聞く

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です