亀山市市勢要覧
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語り継ぐふるさと15子どもたちが興味を持つことで防災の輪が広がると嬉しいです。亀山十継メンバーが持つ防災知識を地域のために役立てたい 私たちは、子どもたちを対象に防災活動および、地域への防災に関する出前講座、資機材の点検・指導などのボランティア活動を行っています。平成22 年度から井田川小学校で、「子ども防災士」の育成を始めました。 防災かるたを使ってゲーム感覚で防災について学んだり、お家の人と話し合って家族で防災を学んだりして、最後に「子ども防災士」として認定する取り組みです。今までに、約120人の「子ども防災士」が誕生しました。子どもたちに防災意識を持ってもらうことで、大人や地域の人たちにも、つながっていきますからね。 地域活動では防災マップのジグソーパズルや防災すごろく、HUG(ハグ)と呼ばれる避難所運営ゲームで学んでもらっています。ジグソーパズルなどの遊びながらの学びは、「ここが危険」「ここが役立つところ」など、みんなで考え、お互いに地域の防災について知ってもらえる良いきっかけとなっています。 このような活動が評価されて、平成24年に「みえの防災大賞」、平成26年に「eコミマップ防災コンテスト優秀賞」を受賞できました。今後は、地震だけではなく、風水害等での対応やいろいろな災害に対する障がいをお持ちの方への啓蒙活動などにも、力を入れていきたいですね。かめやま防災ネットワーク会長 清し水みず 勇いさむさん地域防災活動かめやま防災ネットワーク平成19年に、亀山市内在住で、「みえ防災コーディネーター」の資格を持ったメンバーが集まって設立した地域防災のボランティア活動団体。現在、会員は約25名で、市内の各地域で子ども防災士の育成や防災講座など、さまざまな活動に取り組んでいます。❾

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