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令和元年12月定例会 産業建設分科会長報告

公開日 2019年12月20日

 産業建設分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 去る9日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、13日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第92号 令和元年度亀山市一般会計補正予算(第4号)についての内、当分科会所管分、歳入の「県支出金」「県補助金」「土木費県補助金」「地籍調査補助金」及び歳出の「土木費」「道路橋梁費」「道路橋梁総務費」「地籍調査事業」の減額補正において、本年度の地籍調査の実施状況及び全体の実施率に関する質疑があり、これについては、本年度は、関の北裏①地区及び本町③地区を予定していたが、補助金が減額されたため、本町③地区を翌年度へ送るものである。また、実施率については、全体182.14平方キロメートルに対し、今年度までに実施したのが4.31平方キロメートルで、実施率は2.36%であるとの答弁でありました。
 次に、歳出の「農林水産業費」「農業振興費」「有害鳥獣対策事業」の増額補正において、報償費の増額理由に関する質疑があり、これについては、CSFの影響で狩猟が禁止されたことにより、1年間を通じて有害鳥獣の捕獲を継続する必要があるため、増額するとの答弁でありました。
 次に、「農林水産業費」「畜産業費」「畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業」の減額補正において、事業主体がCSFの影響で事業を翌年度に延期するとのことだが、CSFは終息に向かっているのかとの質疑があり、これについては、養豚場の豚に直接ワクチンを接種することが国で決定されたことから、事業主体ではCSFの感染は抑制されると判断された。なお、北勢エリアで増加している野生イノシシについては、県が引き続き経口ワクチンの散布を行っていくとの答弁でありました。
 次に、「農林水産業費」「農地費」「ため池ハザードマップ作成事業」の増額補正において、ハザードマップの活用方法及び地域住民への周知方法に関する質疑があり、これについては、来年度、防災安全課で作成予定の防災マップに反映させるとともに、ため池ハザードマップは、関係する自治会の全世帯に配布するとの答弁でありました。
 次に、「土木費」「住宅費」「住宅管理費」「施設管理費」の減額補正において、市営住宅の解体戸数の減少による減額とのことだが、今後どうなるのかとの質疑があり、これについては、残った住宅は、現在お住まいの方の了解が得られ、転居された後、用途廃止を行い解体するとの答弁でありました。
 次に、議案第95号 令和元年度亀山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について、歳入の「使用料及び手数料」「農業集落排水施設使用料」の減額補正において、減額する理由に関する質疑があり、これについては、接続件数が見込みより少なかったことによるものであるが、昨年度は消費税増税の関係で住宅建築の申し込みが多かったが、少しずつ減少してきたことも原因の一つと考えているとの答弁でありました。
 以上、産業建設分科会の審査報告といたします。