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令和元年9月定例会 教育民生分科会長報告

公開日 2019年09月27日

 教育民生分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
去る11日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、18日に分科会を開催いたしました。担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第71号 令和元年度亀山市一般会計補正予算(第3号)についての内、当分科会所管分、歳入の「国庫支出金」「国庫補助金」「民生費国庫補助金」「子育てのための施設等利用給付交付金」及び「県支出金」「県補助金」「民生費県補助金」「子育てのための施設等利用給付交付金」、歳出の「教育費」「幼稚園費」「子育てのための施設等利用給付補助金」の増額補正において、幼児教育・保育の無償化による入園料の取り扱いに関する質疑があり、これについては、入園料は入園時に納めるものであるが、基本的な考え方として月割りにより無償化の月数分が無償となる。例として、本年4月に入園した場合、上半期の6ヶ月分は無償化実施前であるため有償となり、下半期6ヶ月分は無償化実施期間であるため無償となる。また、来年1月に入園する場合は、3ヵ月分のみ無償となるとの答弁でありました。
 次に、歳入の「県支出金」「県補助金」「民生費県補助金」「民生委員推薦会補助金」の増額補正において、民生委員推薦会の役割と構成員に関する質疑があり、これについては、地域から推薦のあった候補者について、推薦会から国へ推薦依頼する仕組みになっている。また、推薦会は、教育長や健
康福祉部長等の行政職員、現在の民生委員の代表者、地域の方等で構成されており、改選は3年に1度であるとの答弁でありました。
 次に、歳入の「県支出金」「県委託金」「教育費県委託金」「教育研究費委託金」及び歳出の「教育費」「教育研究費」「学力向上推進事業」「生徒指導充実事業」の増額補正において、それぞれの事業の内容に関する質疑があり、これについては、「主体的・対話的で深い学びの推進事業」は、学力調査等で課題が見られる学校に対し、授業改善等の指導・助言を行い、児童・生徒の学力定着に向けた取り組みを進めていく事業である。また、「魅力ある学校づくり調査研究事業」は、中学校区をひとまとめにして、小・中学校の連携も図りながら、魅力ある学校を改めて作り上げていく事業であり、具体的には、小・中学校の先生が連携して授業を行い、確かな学力の育成を行うことや、子どもたちの居場所づくり、集団づくりに力を入れ、道徳の授業の充実に努めること、絆づくりとして、児童会や生徒会、地域と連携して、行事や授業を行うことなど、3つの視点から取り組みを進めていくとの答弁でありました。
 次に、議案第72号 令和元年度亀山市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について、歳入の「県支出金」「県補助金」「保険給付費等交付金」「特別交付金」及び、歳出の「総務費」「総務管理費」「一般管理費」「システム修正委託料」の増額補正において、国民健康保険被保険者証と高齢受給者証の一体化の周知に関する質疑があり、これについては、今月の被保険者証の発送に合わせて、7月に被保険者証の有効期限が変更になることも含めた周知のリーフレットを送付したとの答弁でありました。
 以上、教育民生分科会の審査報告といたします。