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平成30年12月定例会 総務委員会委員長報告

公開日 2018年12月21日

 ただいまから、総務委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 去る10日の本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、18日に委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 はじめに、議案第70号 亀山市議会議員及び亀山市長の選挙における選挙運動用自動車の使用等の公営に関する条例の一部改正については、公職選挙法の改正に伴い、市議会議員の選挙において選挙運動用ビラを頒布することができるようになったことから、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、選挙運動用ビラの頒布期日について質疑があり、これについては、告示日以降、選挙期日の前日までであるとの答弁でありました。
 次に、選挙運動用ビラの頒布枚数の確認方法について質疑があり、これについては、申請枚数に応じて、選挙管理委員会から証紙を交付するとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第71号 亀山市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正については、平成30年8月の人事院勧告に鑑みた国の一般職の任期付職員の給与改定の取扱いに準じ、市の一般職の任期付職員の給与を改定するため、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、特定任期付職員の人数と配置について質疑があり、これについては、行政不服審査法等で申し立てがあった場合に審理を行う審理員1名を採用しているとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第72号 亀山市職員給与条例の一部改正については、平成30年8月の人事院勧告に鑑みた国の一般職に属する職員の給与改定の取扱いに準じ、市の一般職に属する職員の給与を改定するため、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第73号 亀山市税条例の一部改正については、地方税法及び租税特別措置法が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものです。
 審査の過程では、質疑はなく、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決することに決定しました。
 次に、議案第81号 農事調定については、住山町地内の農地に係る所有権移転登記手続請求農事調停事件の調停を成立させることについて、議会の議決を求めるものです。
 審査の過程では、農事調停に至った経緯について質疑があり、これについては、今回補正予算で計上している用地の中に農地が含まれているが、農地法では、市は普通財産として農地を取得できないため、民事調停法における農事調停を行うこととなったとの答弁でありました。
 次に、市が地権者に農事調停を提案したのかとの質疑があり、これについては、顧問弁護士から農事調停の制度を伺い、所有者に話をして了解されたとの答弁でありました。
 次に、討論では鈴鹿農業協同組合の葬祭場用地の取得のための農事調停であるが、土地利用が明確になっておらず、時期尚早であるとの理由から反対討論が、また、この用地を取得することで、周囲の市有地と合せると大きな土地になり、今後の市道和賀白川線の開通により、一体的な活用の可能性があるとの理由から賛成討論がありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、賛成者多数で原案のとおり可決することに決定しました。
 以上、総務委員会の審査報告といたします。