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平成30年12月定例会 総務分科会長報告

公開日 2018年12月21日

 総務分科会における審査の経過について、亀山市議会予算決算委員会内規第7条第5項の規定に基づき、下記のとおり報告いたします。
 去る10日の予算決算委員会で当分科会に分担されました補正予算の議案の審査に当たるため、18日に分科会を開催いたしました。担当部長等から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第76号 平成30年度亀山市一般会計補正予算(第4号)についての内、当分科会所管分、歳出の「総務費」「総務管理費」「財産管理費」「市有財産管理費」「工事請負費及び用地購入費」の増額補正について、基本的に原則道路用地以外の部分は購入しないが、今回、例外として購入する用地は、どのように有効活用していくのかとの質疑があり、これについては、西南の土地は鈴鹿農業協同組合の葬祭場を予定しているが、今後、市道和賀白川線の延伸を見越して、庁内で横断的に検討していくとの答弁でありました。
 次に、市道和賀白川線が開通すれば、比較的スムーズにこの土地の有効活用が図れる見通しなのかとの質疑があり、これについては、そのように考えているとの答弁でありました。
 次に、この用地を購入することで、周りの市有地と合わせてどのくらいの面積になるかとの質疑があり、これについては、1万4,000平米くらいになるとの答弁でありました。
 次に、今回の用地購入については、市道和賀白川線の用地購入に合わせて、この残地を特例として購入するのかとの質疑があり、これについては、原則道路用地の交渉を中心としているが、今回は周りがすべて市有地で、将来の土地利用上有意義であることから、例外的に道路用地の残地を購入するものであるとの答弁でありました。
 次に、市道和賀白川線用地の2倍ほどの残地を購入することになるがよいのかとの質疑があり、これについては、残地が第3者の土地では、市有地の更なる有効活用が図れないため、購入するとの答弁でありました。
 次に、工事請負費4,000万円について、もっと安価にならないのかとの質疑があり、これについては、コンクリート擁壁を土羽に変更すること、また、全体的に地盤を下げることで搬入土量を減らすことを考えているとの答弁でありました。
 次に、鈴鹿農業協同組合の葬祭場をこの場所に建設することになった経緯について質疑があり、これについては、鈴鹿農業協同組合が、同組合亀山支店東側の自己所有地に葬祭場を建設する計画があるという情報を入手し、用途制限はないものの、文化の中心施設である亀山市文化会館に隣接していること、また、亀山市文化会館においては、現在、駐車場が不足しており、その土地を文化会館の駐車場として借り上げたいことから、鈴鹿農業協同組合と4月以降交渉を重ね、住山住宅南側に建設する決定をしていただいたとの答弁でありました。
 次に、鈴鹿農業協同組合の葬祭場について、造成に費用のかかるこの場所ではなく、他の場所を提案しなかったのかとの質疑があり、これについては、いろいろな場所を提案したが、最終的に今回の結論に至ったとの答弁でありました。
 次に、フラットな場所にある住山グラウンドを活用すれば今回の場所より事業を進めやすいのではないかとの質疑があり、これについては、今回の場所の造成費に近い費用が必要になるだけでなく、市道和賀白川線と鈴鹿農業協同組合の葬祭場の間に私有地が残るので、土地の有効利用を図るためには残地を購入して一体的に葬祭場用地として市が造成するという考えに至ったとの答弁でありました。
 次に、今回の件については、市道和賀白川線の用地交渉や残地の件、鈴鹿農業協同組合の葬祭場の場所の選定、鈴鹿農業協同組合亀山支店東側の駐車場の市との賃貸契約などの案件をきっちり整理し、新年度予算に計上すべきではないかとの質疑があり、これについては、市道和賀白川線用地の地権者の方は当該事業にご理解いただき、その上で今回ご協力いただくという前提でこのような対応となった。また、鈴鹿農業協同組合とは、3月に葬祭場建設の情報を入手して以降、協議を重ね、10月に合意形成に至ったものであるとの答弁でありました。
 以上、総務分科会の審査報告といたします。