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平成28年12月定例会 総務委員会委員長報告(11月25日)

公開日 2016年11月25日

 総務委員会における審査の経過並びに結果について報告いたします。
 先ほどの本会議で当委員会に付託のありました議案の審査に当たるため、委員会を開催いたしました。
 まず、担当部長から説明を受けた後、質疑に入り、審査を行いました。
 議案第97号 和解については、市内関町新所地内における本市所有の里道及び土地について、隣接する土地所有者(原告)から本市及び隣接する土地所有者1名を被告とする境界確定・境界標設置請求に係る訴えがあり、当該事件について和解を成立させるに当たり議会の議決を求めるものです。
 審査の過程では、亀山市が被告として訴えられた時点で議会に報告すべきではなかったのかとの質疑があり、これについては、境界について協議の段階であったため、その時点で報告の必要はなかったと理解しているとの答弁でありました。
 次に、これまでの経緯について質疑があり、4回にわたり現地にて境界立ち会いを実施し、原告、本市及び被告Bのそれぞれの所有に係る土地の所有権の範囲について、本市所有の里道の幅や土地の公簿面積が確保ができたことから和解見込みとなったものであるとの答弁でありました。
 次に、今後このようなことが起こらないよう、地籍調査を進める考えはないかとの質疑があり、これについては、来年度以降、市の重要な地域については、順次、計画的に進めていくとの答弁でありました。
 次に、1541番との境界が確定していない中で、1527番の面積として832㎡が確保できたとは言えないと思うが、今後どのように対応していくのかとの質疑があり、これについては、今回は、地域の公図全体の訂正には至らなかったが、今後、市の境界について確定していきたいとの答弁でありました。
 以上のような議論を経て、採決の結果、原案のとおり、全会一致で可決することに決定しました。
 以上、総務委員会の審査報告といたします。