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意見・決議

公開日 2014年12月28日

意見書
件名 風疹の予防接種費用に公費助成を求める意見書
本文  国立感染症研究所感染症情報センターは今年の風疹の患者報告数が2013年6月12日時点で10,102人(うち三重県は57人)と発表しました。この数は昨年1年間の患者数に比べ既に約4.2倍に上り、今後も増え続けると懸念されています。今後の流行・拡大を防ぐためにも予防接種を受けることがこれまで以上に重要となってきます。
 現在、定期接種の対象は1歳児(第一期)と小学校入学前1年間(第二期)です。しかし現在流行の中心となっているのは、患者数の約8割近くを占めている男性、特に20代~40代の人たちです。この世代は未接種者が多い世代と言われています。また妊娠初期の女性が風疹に罹ると、胎児に先天性風疹症候群の障害が出る恐れがありますが、2012年以降先天性風疹症候群は全国で10人が発生しています。こういった現状の中、妊娠前に予防接種を受けることが重要視されています。
 以上の現状を踏まえ、下記の事項について早急に実行されるよう要望します。



1 予防接種未接種者が予防接種を受けるために必要な措置を講じること
2 県や各自治体が行う公費助成等に対し財政措置を講じること

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
提出先 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣 厚生労働大臣 衆議院議長 参議院議長
可決日 平成25年06月28日