市民の皆様へ

昨日より、亀山市を含む県内12市町を特に重点措置を講じる区域とする「三重県まん延防止等重点措置」が始まりました。また、愛知県では12日から「緊急事態宣言」に切り替わるなど、近畿圏に続き中部圏における感染急拡大と医療提供体制の逼迫などが見られる中、国･県の厳しい判断と受け止めております。

適用期間となる5月9日から5月31日までの間、本市には、これまでの県独自の緊急警戒宣言よりさらに厳しい措置が講じられることになります。具体的には、県民に対して「生活の維持に必要な場合を除き、日中も含め外出や移動を避けること」、飲食店に対して「営業時間を20時までとし、酒類の提供やカラオケ設備の利用を行わないこと」、事業者に対して「劇場･運動施設･遊興施設等の営業時間を20時までとすること」などが要請されています。

これらの措置により、市民生活や事業経営に影響が生ずることと思われますが、現下の情勢を踏まえたオール三重の協力体制を強化することで、感染拡大を確実に阻止できればと考えております。本県においても、変異株の猛威が顕著です。皆様には、これら県からの要請を遵守いただくとともに、これまで以上に基本的な感染予防対策を徹底いただきますよう、お願いします。

一方、17日より始まる75歳以上の高齢者に対するワクチンの集団接種では、臨機応変な対応により円滑な接種に努めてまいります。また、65歳以上75歳未満の方々には、ワクチン供給量などの詳細が決定され次第、予約のご案内をさせていただきますので今しばらくお待ちください。引き続きのご協力をお願いいたします。

令和3年5月10日

亀山市長 櫻井義之